SANREMO coffee machines s.r.l.
CEO
Carlo de Sordi
そのマシンで、コーヒーはどこまで美味しくできるのか。
その香りは、どこまで世界をハピネスで満たせるのか。
それが、彼方へ向かう私たちの情熱。
SANREMOは、1999年の創業以来、私の父の時代からものづくりの伝統とコーヒーへの情熱を共有するチームとしてマシン開発を行っています。〝業界の景色を変えるようなマシンとは何か″。その思いは、海外市場から刺激を受ける中で、いっそう大きく膨らんでいきました。そして行き着いたのは、情熱、知識、発想力、そのどれもが卓越したプロフェッショナルを世界中から集め、誰も見たことのないドリームマシンを誕生させるというドラスティックな発想でした。この発想から最初に生まれたマシンが、2013年発表のOPERAです。私たちにとってOPERAは真のターニングポイントであり、OPERA開発を通じて培われた情熱や果敢な挑戦心、人脈が、SANREMOのコアとなっています。
マシンの研究開発は、SANREMOのR&D・技術部門と、バリスタチャンピオンシップの優勝者、技術者、トレーナーなど各分野の最高レベルのメンバーからなるS.W.A.T.(Sanremo World Academy Team)が協働で行っています。前蒸らし・本抽出・後蒸らしの3つの抽出段階を完璧に制御するCDS(Control Delivery System)の開発に加え、バリスタに最高のパフォーマンスを約束する素材の採用、人間工学に基づいたアクセシビリティを追究。市場のニーズに応えるセグメント別のアプローチも進めています。さらに、特徴的なデザインについては、業界の枠を超えてファッション、家具、建築なども研究しインスピレーションを得ています。SANREMOスピリットを体現するマシンとして、あらゆる面で最高品質を追求していく。それがSANREMOのマシン開発なのです。
2013 Opera 2.0
2015 Café Racer
2019 F18
史上最高のドリームマシンとして2013年にOPERAを発表。続いてOPERAの卓越した技術をできる限り保ったまま、より多くのシーンで活躍できるよう操作性を追求したのがCAFÉ RACERです。CAFÉ RACERは、World Latte Art Championship、World Coffee In Good Spirits Championshipのオフィシャルマシンとなっています。現在、SANREMOのマシンは約80の販売代理店ネットワークとアメリカ支社の功績により、売上の約80%を海外市場が占めています。
2013 Opera 2.0
2015 Café Racer
2019 F18
地球温暖化はコーヒー農園に多大な影響を及ぼしており、私たちも行動を起こす責任があると考えています。マシンの省エネ化に加えて、2050年までにコーヒー生産地が激減するという「コーヒーの2050年問題」に対してはS.W.A.T.と共同で啓発キャンペーンを展開しています。さらに、生産農家に配慮し持続可能なコーヒー生産を目指すプロジェクト「Project Origin」にも積極的に協力をしています。
イタリアには1000年ともいわれるエスプレッソの歴史があり、日本にも多様で魅力的なコーヒー文化が根付いています。そんな日本市場で、業務用コーヒーマシンで日本トップクラスを誇るブルーマチックジャパンと協業できることをとても嬉しく思っています。皆さんからきっと素晴らしいインスピレーションを受けることができるでしょう。両社がこれまで築いてきた経験やアイディアを融合、ビジョンを共有し、新しい歴史をひらいていけたらと期待しています。
─ Sanremo, More than a Company ─